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青い空と燃える心

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今日も空は青い。 私の感情を無視して、今日も空は青い。 私は赤く燃えている。怒りに満ちている。 でも、もう不満ばかりを口にするのは嫌だ。 愚痴や不満しか言わない口。 愚痴からはなにも生み出さない。 言って解消するだけ。 その場しのぎ。 有意義なことをしたい。 その不満と愚痴になった根源を根絶したい。 もう二度と不快な感情にならないように。 でも、そうはいかない時だってある。 根本的な問題はわかってるのに、身動きできない状態。 私は見えているのに。 でもできない。 もどかしい。 くやしい。 自分が前に進むしかない。 自分が背負って、進むしかない。 だれも背負いたがらないから、だから前へ行ける。 背負わされるとは思わないで。 自分が望んで背負ってると思って。 そしたら、いくらかは軽くなるから。 今日も空は青い。 燃える赤い心は、やがて空へと舞い上がる翼になる。 ご覧いただきましてありがとうございます。 あなたにとって素晴らしい一日となりますように。

子は親の背中を見て育つ

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私の母は、フルタイムで仕事した後、文句も言わずに子どもにご飯をつくる。 「たまにはお椀、洗ってほしいな。」 食後、ソファーでくつろぐ私にそう言った。 その時の私は、高校生。 反抗期真っただ中で、何も反応せずに自分の部屋に行った。 翌朝、台所はきれいに片付けられていた。 別の日。 私が自分の部屋で勉強机で座って本を読んでいると、母が掃除のために入ってきた。 部屋の隅々まで雑巾がけをするのが好きな人だった。 「今日はごみの日だから、ごみは自分でまとめてよ。」 部屋から出る時に、少しイラっとした声で言われた。 当たり前に母が掃除をして、娘はなにも言わず本を読んでいる状況は確かにイラっとする。 今思い返せば、反抗期中の私と会話をしたかったのかもしれない。 「親の愛情」というものはどこに表れてくるのか。 毎日の料理、掃除、洗濯。 口には出さなくても、感じ取ることができるもの。 母親の愛情は、なぜか素直に受け取りたがらない。 私がひん曲がってるのかもしれない。 母親になってわかる、「毎日当たり前に続けること」の大変さ。 体調のいいときは何とも思わなかった家事。 体調を崩すとこんなにも大変なのか。 「たまにはお椀洗ってほしいな。」 「お母さん疲れたなぁ」というサインを、私は受け取らなかった。 なんてひどい娘なんだろう。 今の私は、母と同じ3児の母である。 保育園児3人。部屋が汚いのは当たり前。 たまに怒って「片付けてよ」という時はあるけど、 基本は私が夜寝る前に片付けてる。 最近は「おもちゃがなければそもそもリビングは汚れない」という風に考えるようになってしまった。 一軍のおもちゃだけを選んで、あとは子供部屋に移した。 家の掃除をするとき、よく母の雑巾がけの姿を思い浮かぶ。 たまに義母に注意されて「なんだかなあ」と思うことでも、 母を思い浮かぶだけで「…やるかあ」と前向きに考えれる。 子は親の背中を見て育つという。 私は今、掃除機をかけた後にクイックルワイパーをする。 もう少ししたら、雑巾がけをし始めるのかもしれない。 ご覧頂きありがとうございました。 あなたにとって明日が彩り豊かな一日になりますように。