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それは私が決めること

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今の私は幸せかどうか。 美味しいご飯を食べている。 雨風しのげる家に住んでいる。 好きな服を着ている。 衣食住すべて満たされている。 「今のあなたは幸せよ!」 義母に以前言われたことがある。 何度もある。 そのたびにモヤっとする。 好きな人と結婚できた。 子どもも3人いる。 外から見たら何不自由ない生活。 でもその言葉は他人の口から言われたくないなとも思う。 子どもの世話を助けてくれる義父母 家賃の支出もないから貯金できる 確かにそう。 でも、それを本人に言うってことは、私がそう思ってないかもしれない、という不安があるんじゃないの? 「今のあなたは幸せよ!」 これは私が決めること。 幸せかどうか、他人が決められない。 それは押し付け。 そんなものいらない。 人には誰でも善と悪、明と暗があると思う。 善、明の部分だけではその人の全貌は見えない。 当然に義母も善の部分はある。 これは暗。 人の心が読めない、配慮が足りない暗。 こういわれたとき、私は反応しないようにしている。 怒ったり、泣いたりしない。 ましてや旦那に言って、旦那から義母に怒らせない。 「へぇ」 で終わり。 何度も聞くと耳も慣れる。 私の心もマヒしてしまった。 強くあれ。 ご覧いただきましてありがとうございます。 あなたにとって色鮮やかな一日になりますように。

丸と星。建前と本音。

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「正直」に言うことが正義だと思っていた。 曲がったことは大嫌い。 私に不満があれば正々堂々と言ってくれ。 10代の頃のとんがった性格。 そのまま30代に突入したらどうなるだろう。 私が大好きなCMがある。 サッポロの黒ビールのCMで妻夫木聡が出演していた。 「丸くなるな、星になれ。」 このキャッチコピーが大好きだった。  嫁という肩書には果たして丸か星か、どっちが合うのだろう。 旦那はそのとんがった星の部分、その個性が好きになったのかもしれない。 「そのままでいいよ」と言ってくれるかもしれない。 三世帯同居の場合は? 義母や義父にとっては星は刺さりすぎてご老体(失礼)に刺激的すぎる。 「丸くなって欲しい」と言ってきそうである。 私は、どちらも使い分ければいいと思う。 丸も星も私の一部。 丸くなったら星が消える、個性が消える、ということはない。 もし、それが心配なら旦那に、そ横断できる大切な人に言えばいい。 「私がもし性格が変わったり、自分が自分じゃなくなった感じがしたら教えてね」と。 丸と星。 建前と本音。 世渡り上手な嫁は、きっと何通りもの顔を持っている。 相手によって話す言葉や、どの程度まで濃い内容の会話ができるのかを、常に図っている。 私はまだそのレベルまで到達できていない。 だから思う。 都内にしてはなかなかのいい建物に住んでる50代手前の奥様。 長髪で帽子をかぶって、痩せた手で小型犬と散歩している。 この人も義父母と同居している。 長年苦労したのかもしれない。 その痩せた姿を見ると、私は心強く思う。 「この女性は心が強いなあ」と。 見た目は痩せてても、ブレない心があるから、今こうやって今日も生きている。 凛として歩く後ろ姿を、私は自分と照らし合わせてみる。 よし、今日も私のできることを一つずつやろう、と。 人生百年時代。 楽しく生きてやろうじゃないか。 今日もご覧いただきましてありがとうございます。 あなたにとって今日が彩り豊かな一日になりますように。

意外と君は強い、という話。

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三世帯同居を始めて約5年。 5年を日数で計算すると約1826日。 時間で計算すると43,800時間。 いろいろなことがありました。 「いろいろなことがありました」 では済まないこともありました。 それでも今日まで、三世帯同居を続けられてるのは、 わが子を守るため、これだけですね。 「母は強し」って誰が考えた言葉だろう。 旦那でも、義父でも義母でもなく、 妻であり嫁であり、母であってほしいな。 誰でも精神論は嫌いな方だと思う。 私もそうです。 「風邪は気合で治る」と言っていた義父を 「へぇ~」であしらっていたのはいい思い出。 もし、5年前の自分にメッセージを伝えられるなら、こういいます。 「意外と君は強いし、なんとかなる。大丈夫。」 個人差はあるけど、世の中のお嫁さんやママは頑張っている。 それなのに「頑張ってね」とさらに追い打ちをかけるような発言はしない。 過去の私も、頑張っていた。 義母がよく言う。 「昔の私の方が大変だったのよ」と。 本当に大変だったと思う。 昭和時代の大家族。 姑、小姑、姪、甥に囲まれた生活。 私には想像できない苦労をしたと思う。 でも、苦労を測ってはいけないとも思う。 他人の苦労と自分の苦労は測って何になるのかな? 「私の方が苦労したのだから、あなたの苦労は苦労じゃない」 こういうメッセージが含まれているなら、どうぞ口を閉じてほしい。 そしてこれを言われたお嫁さんには、どうか受け流してほしい。 「へぇ~」 これだけで、いい。 あとは旦那に愚痴っておしまい、旦那との秘密。 わざわざ姑に反論するまでもない。 姑も大した意味で言ってないし、(それがむかつくんだけど) これでイラっとしたら向こうの思うつぼ。 私の処世術は長い長い道のりです。 長い長い時間をかけて、旦那の家に溶け込んで、 徐々に違和感をなくします。 5年。約1826日。 いろいろな理由があって、それでも、別居できない方へ。 前に進めば景色は変わります。 ご覧いただきましてありがとうございます。 今日もあなたにとって彩り豊かな一日になりますように。

花より団子

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大抵の嫁は、結婚すると母が一人増える。 「嫁と姑」 この名詞と名詞を足した言葉ほど、鬱陶しいものはない。 かといって無視はできない存在。 だって好きになった男のお母さまですもの。 昭和より前の時代。 結婚は「一族と一族の結婚」だった時代。 一度会っただけで即結婚なんて当たり前だった時代。 離婚しようというものなら、親戚中に怒られて、引き留められただろう。 「同居なんてもうイヤ!離婚する!」 これが言いたくて言えなかった母親たちは一体どれくらいいたのだろう。 現代でも、21世紀になった今でも、苦しい思いをしている嫁がいる。 「離婚しちゃえばいいのよ」 仲いい友達に相談しても、わかってもらえないこの苦しさ。 渦巻の中にいる人にしかわからない苦しさ。 どうやって、生き抜こうかな。 どうやって、前に進もうかな。 2023年 今年の母の日は5月14日。 そうだ、贈り物をしてあげよう。 義母へ「親孝行」もできるし悪くない。 後始末が簡単なプレゼントがいい。 食べ物食べると幸せホルモン出るらしい。 60代だし、調理が簡単なものにしよう。 女性は、計算高く。 そうやって、私たちの母も生き抜いてきたんだから。 そうだ、私の実母にも母の日のプレゼントを買おう。 育ててくれてありがとう。